ネイルの市場ってどうなんでしょう??

コラム

僕も気づけばネイル歴7年。

 

 

技術的なことは散々考えてましたが、、、

 

そういえばネイルの市場ってどうなんだろ???

 

と気になった。

 

 

ネイル市場

・市場規模の推移
ネイル産業全体の売上は、2015年には2223億円と推計され、2016年には2247億円に達すると見込まれており、緩やかながら拡大している。消費者へのネイルの浸透は進んでいるものの、セルフネイルの広がりなどによって、市場の大きな割合を占めるネイルサロンの売上は緩やかな伸びにとどまっていることが主な要因となっている。
・ネイルサロンの動向
ネイルサービスを行う店舗(ネイルサロン他)は、2015年現在で2万4450店舗を数える。都市部を中心に競争が激しくなっており、市場から撤退する店舗も多いものの、依然として参入する店舗数か撤退数を上回ると予想されており、今後も施設数は増加すると思われる。ネイルサービスの販売金額は2015年で1655億円となっている。出店数の鈍化に伴って販売金額の伸びは低いものの依然として市場は拡大している。

(※上記理美容NEWSより抜粋)

つまりは約

・2247億円

・2万4450店舗

 

この数値だけだと多いのか少ないのかわからないので、この2247億円と2万4450店舗が多いのか少ないのか、あくまでも美容師的な観点から見てみます。

 

美容市場全体(理美容チェーン、理美容商社・卸、理美容化粧品・機器メーカー等)だと

2016年度・2兆1,575億円

 

全国理美容室の数

2016年度・23万7525件(アホか)

 

 

2兆1575億円のうち2247億がネイルの市場。ということは9.6%はネイル市場のもの。

 

全国の理美容室の数が23万7525店舗数でネイルサロンが2万4450店舗数

これも9.7%の割合くらいの数値。

 

こう見ると、、、

 

意外とネイル市場もでかいな!!!

というのが僕の意見です。

 

さらに面白いのが理美容室の店舗数は増えてるけど全体の売り上げは下がってるんです。(店舗増えても売り上げ下げてしまうのでは本末転倒)

 

でも、ネイルは緩やかではあるが上がってる。

もちろんかつての勢いはなく、これから緩やかに下降していくと言われています。

 

 

 

 

 

 

ネイルサロンの利益率って???

この方の記事が面白かったですね。

 

 

光熱費などの「施設維持費」がかかります。と言っても自分のマンションの家賃ですが・・・。
それらを計算の中に入れるとすると、利益率は約『7割~8割』程度になるかと思います。マンションの家賃や光熱費を払ってこれだけ残るのは、かなり良いと思います。

おおう。
なんということか、結構利益率いいのです。

 

 

一方

美容師は・・・

美容室を経営していく上で営業利益は、5%程度残ればまあまあ良い方と言われています。
もちろんこれより多いに越したことはありません。
また、美容業界は外食産業などよりは変動費(原価)は比較的少なく済みますが、人件費など他の費用はどうしてもかかってしまう傾向にあるようです。

5%!!!!www

 

ネイルサロン 70〜80%


美容室 5%

(なんかこのエントリ書いててネイリストに転向したくなるな、、、)

 

 

そう、ネイルサロンって案外利益率いいんです。

なおさらネイルサロンのオーナーになりたくなります←

 

 

 

 

 

 

ネイル市場=サロン市場

どう見ても、お同じ流れですね。

 

市場の拡大化、店舗数増加、ネイリストの増加

↓↓↓

クーポン、時短&安価で大量集客、オフ込み3000円などのデフレ

 

まぁ、この業界あるある(その裏で牛耳ってる人がいるんやで)

 

 

 

そこで思ったのは

やはりこの2つ

・価格設定を下げる

・デザイン的オリジナリティの探求

結局ここに行き着くよなって。

 

 

オリジナリティで言えば

元某Z SALONの

中村キャベツマナミさんとか。(2店舗目おめでとうございます)

 

 

Sucreさんとか??

オリジナリティ溢れてる質感や色合い、ひっくるめてデザイン。

 

ここまでいくと独創的な世界観でいけますよね。

 

あとはぶっちぎりの市場を持つであろうukaさんとか。(商品も売れてますもんね)

 

ここまでいくと完全差別化ですよね。

 

圧倒的なセンスと圧倒的な美容市場。

 

 

他は料金を下げる。

か、

ネイルだけでなくマツエク、エステなどを手広くトータルビューティー化を目指す

とかになるんですかね??

大変。。。

 

 

美容師と同じように

武器を持て!!!

持たなければ、ただの働きアリ。

 

 

 

違う角度からの攻め

・痛ネイル

 

最高ですね。

 

全くアートではない角度からの攻め。

 

これは今の時代、間違いなく一定の需要はありますから。

 

アートじゃないので特化したセンスも必要なし。

絵が上手ければok

僕も痛ネイルならしてもいい←

 

 

・伝統工芸ネイル

こんなのもあるんだ、、、

としみじみ。

 

漆とか和紙とか面白い発想。

 

日本ならではな感がすごくウケる。

 

 

痛ネイルにしても、伝統工芸ねいるにしても、

THE☆外国人向け

って感じですけどね。

 

 

面白いのでアリです。

 

ネイルってある意味、髪よりも自由でデザイン性高くできるかもですね。

 

 

まだまだ成熟しきってない分野だからこそ真価&進化が眠ってるのかも。

 

 

僕もネイル市場に貢献できるように頑張ります。